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【堺市 交通事故 ムチウチ】交通事故のムチウチと自律神経の乱れの関係性

【堺市 交通事故 ムチウチ】交通事故のムチウチと自律神経の乱れの関係性

【交通事故によるムチウチとは?】

ムチウチとは、車やバイクなどの交通事故によるものやスポーツをしている際に転倒や相手との交差などにより起こる首の疾患です。

衝撃で首がムチの様にしなり首や肩・背中へ損傷を起こすことで、この呼び名がつけられました。

ムチウチにより首から背中に症状が現れることもあれば、全身に現れることもあります。

受傷した程度によりムチウチの症状にも個人差があり、原因〜治療法までを解説いたします。

 

ムチウチという言葉は、首に衝撃を受けた外力により起こる症状の状態を表す通称であり、五十肩と同様医学的な用語ではありません。

ムチウチと一口に言っても外力を受けた損傷部位・組織によって4つの型に分類されます。

1.頸椎捻挫型
ムチウチの中でももっとも多いケースで、頭を支える首(頸椎)周りの筋肉や関節組織、靭帯を損傷してしまうもの。

2.神経根損傷型
首から腕に走る神経の根本(神経根)を損傷しているもの。

3.脊髄症状型
脊髄部の損傷があるもの。

4. バレー・リュー症候群型
自律神経の損傷を起こしているもの。

【ムチウチの症状】

ムチウチの典型的な症状は下記の通りとなります。ムチウチの症状は、受傷直後ではなく多くの場合、受傷して数時間後〜数日遅れで出てくることもしばしば。時に1週間経過してから「腰や肩、首が痛くなった。。。」と訴えられる方もいらっしゃいます。

そして、治療が遅れてしまったり治療しないでいると、数年経った今でも「症状が時折出現する」「続いている」という方も少なくはありません。

(各分類ごとの症状)

1.頸椎捻挫型
頭痛・首や肩の痛み・首の可動域制限など

2.神経根損傷型
首や肩の痛み・腕にかけてのしびれや痛みを伴うもの・手の感覚障害・手に力が入らないなど

3.脊髄症状型
腕から手へのしびれ・脚へのしびれがみられることも

4.バレー・リュー症候群型
頭痛・めまい・ふらつき・耳鳴り・倦怠感など

【ムチウチの原因】

ムチウチ原因として特に考えられる発生機序として多いのは、やはり交通事故によるものです。また現場作業などによる落下により首への衝撃で起こることなどもあります。人は油断していると力が脱力した状態となります。その状態で後ろから自動車やバイクなどに突っ込まれると頭・首への衝突による外力が加わり大きく頭・首を揺らされます。この時に体の部分はシートベルトで固定されていますので、より振動・衝撃は大きく伝わります。そして首がムチのようにしなる事で、頸椎部や脊髄・周り関節・筋肉・靭帯へ負担がかかる事で組織を傷つけてしまい、上記のような症状が起こるのです。
また、ラグビーやサッカーなどのコンタクトスポーツ、スノーボードやスキーといった転倒による衝撃でも起こりうることが確認されています。

【病院での検査方法】

病院では診察や各種検査によってムチウチの状態を調べます。重要なのは損傷部位を可視化する画像診断力です。各種検査について下記で解説します。

1。レントゲン
骨の異常を見つけるための検査となります。X線を使い患部を撮影します。受傷時の衝撃により、骨の損傷の有無を鑑別します。

2.MRI
こちらは骨のほかに靭帯・神経などX線では鑑別できない組織の異常を見つけるための機械です。磁石と電波を用いて患部の撮影を行います。手のしびれや感覚障害などの神経症状が強い場合に用いる検査機です。

3.CT
レントゲンと同じくX線にて行う検査機です。レントゲンよりさらに精密・詳細な場所が観察できます。小さな骨折や脱臼を立体的にとらえることで、より明確が画像診断ができます。特に大きな衝撃を受けた交通事故の場合や脳や脊髄などの深部組織の損傷がある場合などに用いられます。

【当院で行う治療方法】

急性期の場合は数日間は首・背中周りの筋肉や靭帯の損傷により炎症が起きていますので、痛みや可動域制限を起こしている場合があります。この時期はあまり無理なマッサージや首の牽引をせずに、アイシングや湿布、場合により頸椎カラーといわれる固定器具を用いて、治療を行います。また早く炎症がおさまるように消炎鎮痛作用のある成分を患部へ塗布し、エレクトロポレーションと呼ばれる電気の機械にて深部へ浸透させていきます。

また、急性期の痛み・炎症が引いてきたら、首へ負担がかからないよう全身の整体治療を行ったり、自律神経の乱れが大きな方には自律神経を整えるための整体施術や鍼灸施術を行います。

急性期を過ぎてからはあまり安静ばかりして患部の硬直が続かないよう、積極的に動かしていくことをオススメ致します。

始めは痛みのない範囲内で動かしていき、徐々に可動域を上げていきます。

いきなり痛みを伴う治療や運動をしてしまいますと、体が硬直した状態へ戻ろうとしています。

硬直した状態を体と頭が覚えてしまっているうちは無理のない範囲内で運動を行っていきましょう。

 

【ムチウチを長期に長引かせないためにやってはいけないこと】

首や肩に交通事故による怪我をした後、自己判断で運動したりストレッチをすることはやめましょう。まずは当院へお越し頂き判断し、必要となれば病院への紹介などを行います。また怪我をしているのにも関わらず、あまり痛くないからと自分で判断してしまい、放置してしまったことで、時間が空いてから症状が出てくるケースも多々あります。まずは、どのような状態でも自己判断せずご来院ください。治療までの対応の仕方もアドバイスさせて頂きます。

交通事故は初期治療が最も大切です。交通事故後は痛みを伴わなくても必ず整骨院へ通院する事をオススメいたします。

一度拘縮や萎縮をしてしまった頸椎はもう一度元の状態に戻すまでに時間がかかります。

場合によっては完全に元に戻らず、「天気の加減で頭痛が出やすくなった」「頭をまっすぐ保つことができなくなった(クレーン現象)」と交通事故を起こしてから1年以上経っても悩んで苦しんでいる方もいらっしゃいます。

ごくまれに損保会社から病院・整骨院へ行かないように言われたとおっしゃる患者様もいらっしゃいますが、すべて鵜呑みにせずまずは通院してください。

状況によっては損保会社を通さず、相手の自賠責保険へ直接請求できることもございます。

何か不安なことやわからないことがありましたら、気軽にご相談下さい。

【ムチウチに関してのよくある質問】

Q ムチウチはどのような症状が出ますか?

Aムチウチになると首の痛みや背中の痛み、肩の痛みだけではなく、腕への痛みやしびれ・だるさ・脱力感といった症状も現れます。また、夜眠りが浅くなった、全身の倦怠感、頭痛、めまいなどの自律神経症状も現れる場合があります。

 

Qムチウチはどれくらいで治りますか?

A交通事故の度合いにもより様々ですが、多くの方が3ヶ月〜半年または、1年以上かかっている場合が多いです。ですので、軽度な交通事故でも早めに病院・整骨院等へ受診されることをオススメ致します。

 

Qムチウチはどれくらいで症状が出ますか?

Aムチウチは受傷してから数時間から数日後というケースがほとんどです。たまに1週間後にようやく出てきたという方もまれにいらっしゃいます。これはその方それぞれの感度によるものですので、一概に何日後とは決まっていませんが、その日は大丈夫でも数日してから出てくるといったケースは多々ありますので、すぐに示談せず整骨院・病院へは通院する意思は相手様にお伝えするほうが今後の治療にスムーズになります。

 

Q交通事故を起こした場合の対応は?

A交通事故を起こした場合、まずは状況を確認し安全な場所へ車を止める(状況により避難)警察への連絡・相手様の連絡先や住所の確認・怪我の確認・損保会社への連絡などを行います。その後疼痛の有無にかかわらずまずは受診する事をオススメ致します。

 

交通事故での怪我の治療や通院の仕方・損保会社とのやりとり・相手様への対応等わからないことがありましたら、お気軽にご相談下さい。

交通事故に強い弁護士の紹介も出来ますので、過失割合や事故でのトラブルに巻き込まれた場合も一度ご相談下さい。

 

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