◆自律神経の乱れによる頭痛・不眠症・肩こりの原因とは？◆

自律神経は、私たちの体の機能をコントロールする大切な神経で、「交感神経（活動モード）」と「副交感神経（リラックスモード）」のバランスが取れていることが重要です。しかし、何らかの原因でこのバランスが崩れると、頭痛・不眠症・肩こりといった不調が現れやすくなります。

1. ストレスや精神的な負担

過度なストレスは交感神経を過剰に活性化させ、筋肉が緊張しやすくなります。その結果、血流が悪化し、頭痛や肩こりにつながることがあります。また、ストレスにより副交感神経の働きが低下すると、リラックスできず、不眠症を引き起こすこともあります。

2. 生活習慣の乱れ（睡眠不足・食生活の偏り）

・ 睡眠不足：睡眠の質が低下すると、自律神経のバランスが崩れ、交感神経が優位になりやすくなります。これにより、肩こりや緊張型頭痛が起こりやすくなります。

・ 食生活の乱れ：カフェインやアルコールの摂取が多かったり、栄養バランスが偏っていると、自律神経の調整機能が低下し、頭痛や不眠の原因になることがあります。

3. スマホやパソコンの長時間使用

長時間のスマホやPC作業は、目の疲れや首・肩の負担を増やし、自律神経のバランスを崩しやすくなります。特にブルーライトの影響で夜間に交感神経が活性化し、寝つきが悪くなることもあります。

4. 季節や気圧の変化

気温や気圧の変化が大きい季節は、自律神経が過剰に働くため、頭痛や肩こりが起こりやすくなります。特に気圧が下がると血管が拡張し、片頭痛を引き起こすこともあります。

5. 運動不足と姿勢の悪さ

・ 運動不足：体を動かさないと血流が滞り、自律神経の調整機能が低下します。これが肩こりや頭痛、不眠につながることがあります。

・ 姿勢の悪さ：猫背や前かがみの姿勢は首や肩に負担をかけ、自律神経の働きを乱す原因になります。

（ 自律神経の乱れを整えるための対策）

✅ 規則正しい生活リズムを意識する

⇒早寝早起きを心がける

✅ 適度な運動を取り入れる

⇒軽いストレッチやウォーキング

✅ 食事のバランスを整える

⇒ビタミンB群・マグネシウム・鉄分を意識

✅ ストレスをため込まない

⇒リラックスできる時間を作る

✅ スマホやPCの使用を控え、寝る前は副交感神経を優位にする

⇒ぬるめのお風呂や深呼吸

自律神経はすぐに整うものではありませんが、日々の習慣を意識することで少しずつ改善できます。

◆自律神経の乱れに対する当院での主な対応方法◆

当院では、鍼灸施術と整体施術を行い、自律神経の乱れに対しての施術を行っております。

特に自律神経の乱れによる不調で多いのは、「頭痛」と「不眠症」です。

上記の原因により頭部への血流量の低下や神経の過敏により、頭痛や不眠症を起こすと考えられております。

不眠症や頭痛、肩こりといった症状も自律神経の乱れから起こる特徴的な症状です。

当院では週１～２回の鍼灸施術と整体施術を行い、自律神経の乱れを整えていきます。

※状況・状態により回数・期間の変動あり