今回は、外反母趾について!
外反母趾と聞くと大抵の方が、小さい靴の履き過ぎによるものと考えてる方が多く見受けられます。
そこで今回は、外反母趾になる原因と治療法についてまで解説していきます!
まず外反母趾はなぜなるのでしょうか?
先ほど言ったように小さい靴を履いてしまう事が原因で起こるのでしょうか?
答えは「NO!」です(*_*)
実は、それとは逆に大きい靴の履き過ぎにより外反母趾になると考えられています!
勿論ヒールなど極端に先端が細くなっており、縦の長さが自分の足のサイズと合っていない場合、自重で前に滑る事で外反母趾になる事も考えられていますが、どちらにしても靴が大きいという事が考えられます。
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ではなぜ大きい靴だと外反母趾になるのか?
【外反母趾の原因】
外反母趾の原因になると考えられるもの
⑴横アーチの低下
⑵土踏まず(縦アーチ)の低下
⑶足裏とお尻の筋力不足
【足の構造について】
足は本来、親指の付け根から小指の付け根までの横アーチと呼ばれる骨の形状と踵から親指の付け根と小指の付け根までの2本の縦アーチから形成されています!
ですので、ヒトが自立するときは、親指の付け根と小指の付け根、踵の三点で立ちますが、大きい靴を履き続ける事によりこの横アーチと呼ばれる部分が広がってしまい、足裏の真ん中が地面を着く事で2点立ちとなってしまいます。
足裏の真ん中あたりにタコが出来るのは、これが原因ですね!
この状態ですと、指が浮いて上手く使えなくなってしまったり、足の安定が悪くなってしまい、まっすぐ立つ事が難しくなってしまいます。
安定の悪い足は次第に内側の土踏まず側に体重が乗り始めます。
これにより親指側に体重が乗る事で、外反母趾になっていくのです。
また、もう一つの原因がお尻の筋力不足です!
足を支えるはずのお尻の筋肉が弱ってくると膝が内側に入ってしまおうとします。
本来は足が内側に入らないようにお尻の筋肉でしっかり支えてくれますが、ちゃんとこの機能が使えないと、歩く度に膝が内側に入ります。
この動きが原因で膝を痛めたり腰を痛めたりしている人が多く見受けられます。
ですので、外反拇趾を治す為にも必要ですが、膝痛・腰痛にならない為にもお尻の筋肉は鍛えておきましょう!
【まとめ】
外反拇趾にならない為には、
⑴自分の足の幅を知り、足に合ったサイズの靴を履く事
⑵指をしっかり使い足裏とお尻の筋力強化を行う事
なってしまってからでも、インソール療法や整体、トレーニングなどを行えば、徐々に改善していく場合もありますので、少しでも気になる方はご相談下さい(*^^*)